清瀬市議会 > 2013-12-02 >
12月02日-01号

  • "歳入歳出差し引き残額"(/)
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  1. 清瀬市議会 2013-12-02
    12月02日-01号


    取得元: 清瀬市議会公式サイト
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    平成25年 12月 定例会(第4回)          平成25年清瀬市議会第4回定例会付議事件   (会議事件) 1.議案第71号 平成25年度清瀬市一般会計補正予算(第3号) 2.議案第72号 清瀬市営住宅分譲条例を廃止する条例 3.議案第73号 清瀬市都市計画税条例の一部を改正する条例 4.議案第74号 清瀬市分担金その他収入金の督促及び滞納処分に関する条例の一部を改正する条例 5.議案第75号 清瀬市奨学資金貸付条例の一部を改正する条例 6.議案第76号 清瀬市高齢者住宅条例の一部を改正する条例 7.議案第77号 清瀬市営住宅条例の一部を改正する条例 8.議案第78号 清瀬市下水道条例の一部を改正する条例 9.議案第79号 清瀬市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例10.議案第80号 清瀬市道の路線の認定について11.議案第81号 清瀬市有料自転車等駐車場の指定管理者の指定について12.議案第82号 東京都市町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び東京都市町村公平委員会共同設置規約の変更について13.議案第83号 東京都市町村職員退職手当組合規約の変更について14.議案第84号 東京都市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び東京都市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について15.議案第85号 平成25年度清瀬市一般会計補正予算(第4号)16.議案第86号 平成25年度清瀬市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)17.報告第6号 委任専決事項の報告について18.報告第7号 委任専決事項の報告について19.議員提出議案第18号 「特定秘密保護法」の制定に反対する意見書20.議員提出議案第19号 消費税の軽減税率制度の導入を求める意見書21.議員提出議案第20号 ブラック企業規制法の制定を求める意見書22.議員提出議案第21号 難病患者医療助成制度の負担増に反対する意見書23.議員提出議案第22号 国民健康保険への東京都の財源負担の強化を求める意見書24.議員提出議案第23号 後期高齢者医療制度への東京都の財政支援を求める意見書25.議員提出議案第24号 地方税財源の拡充に関する意見書26.議員提出議案第25号 中国による防空識別圏の設定の即時撤回を求める決議27.議員提出議案第26号 猪瀬直樹東京都知事徳洲会グループから資金提供を受けた問題の真相解明を求める決議28.議員提出議案第27号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書29.議員提出議案第28号 都市再生機構は継続家賃値上げを中止し、国民の居住安定第一の公共住宅政策の確立を求める意見書30.議員提出議案第29号 要支援者への予防給付を市町村事業とすることについての意見書31.請願第1号 「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書」の採択を求める請願32.請願第2号 容器包装リサイクル法の改正に関する請願33.陳情第6号 ペットを取り巻く諸問題に関する陳情(ワンワン広場の設置について)34.陳情第7号 都市再生機構は継続家賃値上げを中止し、国民の居住安定第一の公共住宅政策の確立を求める陳情35.陳情第8号 要支援者への予防給付を市町村事業とすることについての意見書提出に関する要望書          平成25年清瀬市議会第4回定例会会議録12月2日(第1日)出席議員(20名)  第1番  鈴木たかし君           第2番  斉藤あき子君           第3番  原田ひろみ君           第4番  深沢まさ子君           第5番  佐々木あつ子君           第6番  宇野かつまろ君           第7番  小西みか君           第8番  宮原理恵君           第9番  森田正英君          第10番  渋谷けいし君          第11番  渋谷のぶゆき君          第12番  西上ただし君          第13番  西畑春政君          第14番  石井秋政君          第15番  粕谷いさむ君          第16番  友野ひろ子君          第17番  中村清治君          第18番  斉藤正彦君          第19番  石川秀樹君          第20番  斉藤 実君出席説明員 市長         渋谷金太郎君 副市長        中澤弘行君 教育長        東田 務君 企画部  部長        今村広司君                    企画課長      南澤志公君                    財政課長      戸野慎吾君 総務部  部長        石川智裕君  参事        絹 良人君  参事        松村光雄君 市民生活部  部長        五十嵐弘一君                    保険年金課長    高見澤進吾君                    産業振興課長    白石智秀君 健康福祉部  部長        小山利臣君                    高齢支援課長    八巻浩孝君                    健康推進課長    矢ヶ崎直美君 子ども家庭部  部長        増田 健君                    子育て支援課長   高橋 仁君 都市整備部  部長        黒田和雄君                    まちづくり課長   綾 乃扶子君                    下水道課長     佐藤 徹君 教育委員会 教育部  部長        海老澤敏明君  生涯学習スポーツ担当部長            岸 典親君  参事        坂田 篤君---------------------------------------本会議の事務従事者  議会事務局長    森谷正三君                    次長        若松光保君                    議事係長      村野 隆君                    書記        吉田明子君                    書記        荻野正男君                    書記        竹山沙織君議事日程(第1号)12月2日(月)    開会宣告(午前10時)    議会運営委員会報告(定例会運営について)    開議宣告日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 組合議会報告      昭和病院組合議会      柳泉園組合議会      東京たま広域資源循環組合議会      多摩六都科学館組合議会      東京都後期高齢者医療広域連合議会日程第4 閉会中の委員会経過報告      議会運営委員会日程第5 行政報告(市長)日程第6 議案第71号 平成25年度清瀬市一般会計補正予算(第3号)日程第7 議案第72号 清瀬市営住宅分譲条例を廃止する条例日程第8 議案第73号 清瀬市都市計画税条例の一部を改正する条例日程第9 議案第74号 清瀬市分担金その他収入金の督促及び滞納処分に関する条例の一部を改正する条例日程第10 議案第75号 清瀬市奨学資金貸付条例の一部を改正する条例日程第11 議案第76号 清瀬市高齢者住宅条例の一部を改正する条例日程第12 議案第77号 清瀬市営住宅条例の一部を改正する条例日程第13 議案第78号 清瀬市下水道条例の一部を改正する条例日程第14 議案第79号 清瀬市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例日程第15 議案第80号 清瀬市道の路線の認定について日程第16 議案第81号 清瀬市有料自転車等駐車場の指定管理者の指定について日程第17 議案第82号 東京都市町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び東京都市町村公平委員会共同設置規約の変更について日程第18 議案第83号 東京都市町村職員退職手当組合規約の変更について日程第19 議案第84号 東京都市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び東京都市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について日程第20 請願及び陳情の委員会付託について追加日程第1 議員提出議案第18号 「特定秘密保護法」の制定に反対する意見書                            午前10時00分 開会 ○議長(粕谷いさむ君) おはようございます。 ただいま定刻になりました。 規定の定足数に達しておりますので、平成25年清瀬市議会第4回定例会を開会いたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 会議に先立ちまして、定例会の運営について議会運営委員会申し合わせ事項等がございますので、議会運営委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔議会運営委員長 第11番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第11番(渋谷のぶゆき君) おはようございます。 それでは、議会運営委員会報告を申し上げます。 議会運営委員会は、平成25年11月21日木曜日午前10時10分より開催され、平成25年清瀬市議会第4回定例会の運営についてを審査いたしました。 審査結果を報告いたします。 今定例会の会期は、12月2日月曜日から12月18日水曜日までの17日間と決定いたしました。一般質問の日程につきましては、12月4日水曜日、12月5日木曜日、12月6日金曜日の3日間、いずれも午前10時からと決定いたしました。 一般質問の順序につきましては、第1番目が公明党、2番目が風・生活者ネット、3番目が清瀬自民クラブ、4番目が日本共産党と決しました。 一般質問の時間及び質問者数についても、議会運営委員会の申し合わせによることとし、時間は1人40分以内とする。質問は議長を除く議員全員に付与し、再質問以降は本質問で取り上げた問題についての質問で、新しい項目については取り上げない。 以上のように決定いたしました。 また、一般質問の通告の締め切りは11月25日月曜日正午までと決定いたしました。 次に、各常任委員会及び議会運営委員会の日程ですが、総務文教常任委員会は12月10日火曜日、福祉保健常任委員会は12月11日水曜日、建設環境常任委員会は12月12日木曜日、それぞれ午前10時からとし、議会運営委員会は12月12日木曜日午後2時からと決定いたしました。 次に、付議事件につきましては、市長提出議案について、副市長から概要説明を受けました。 また、議員提出議案は各会派より、意見書提出の予定をお聞きいたしました。提出の期限については、今定例会の初日が本日12月2日と決まりましたので、その前の週、11月27日水曜日午後5時までと決定いたしました。 次に、請願及び陳情の受理状況につきましては、森谷事務局長より、11月20日現在、請願・陳情ともに「なし」との報告がありました。 以上で報告を終わります。 ○議長(粕谷いさむ君) 報告が終りました。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) それでは、これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、    第8番 宮原理恵議員   第13番 西畑春政議員を指名いたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、ただいまの委員長の報告どおり、本日12月2日から12月18日までの17日間と定めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(粕谷いさむ君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第3、組合議会報告を議題といたします。 最初に、昭和病院組合議会の報告を求めます。 佐々木議員。     〔第5番 佐々木あつ子君 登壇〕 ◆第5番(佐々木あつ子君) おはようございます。 それでは、昭和病院組合議会の報告をいたします。 昭和病院組合議会第2回定例会は、11月20日、午前9時半より公立昭和病院の講堂にて行われました。 冒頭、管理者の小林小平市長から挨拶があり、次に事務局から議事日程の説明がありました。議事は行政報告が4件、議案2件であり、平成24年度病院事業決算の認定などが予定されました。 それでは、順次報告をいたします。 行政報告の1件目は、平成25年度4月から9月の患者実績について報告がありました。入院では1日の平均患者数は、予算445人に対して419.7人の実績となり、25.3人の減は達成率では94.3%になったこと、また、外来では、1日平均患者数は予算1,150人に対して、1,113.8人となり、36.2人の減は、達成率では96.9%にとどまったとの報告がありました。 また、人間ドックの受診者数は、1日平均では予算に対して60.6%の達成率になり、脳ドックについては、予算に対して93.6%になったとの説明がありました。 行政報告の2件目は、平成25年度昭和病院組合事業会計4月から9月の収支概況について報告がありました。収益的収支については、収入の執行額は85億8,962万円となり、予算に対して48.9%、支出では75億9,613万円で、43.3%となりました。入院、外来ともに患者数は予算に対し減になっているものの、単価では入院が1,216円、外来では512円の増となっているとの報告がありました。 行政報告の3件目は、公立昭和病院改革プラン、平成24年度の進捗状況について報告がありました。公立昭和病院改革プランは、平成19年に総務省の病院改革ガイドラインを受け、従来よりあった経営改善計画が策定されました。この報告は、平成20年からの5年間の計画期間において、最後の年度となる平成24年度の経営の効率化にかかわる計画の数値目標と、具体的な取り組みについての進捗状況を中期計画検討委員会が検討し、点検したものです。 報告では、経営指標の財務にかかわる数値目標は、昨年度に引き続き収益が黒字となり、経常収支比率など全ての項目において目標が達成されたこと、また、医療機能にかかわる数値目標では、地域医療機関からの紹介率、逆紹介率、救急車受け入れ件数、手術件数など全て目標を達成できているが、人間ドック、胃集団検診は未達成であること、また、定員管理に関する計画では、医師の確保が未達成であることなどが報告されました。 また、改革プランの総括では、委員会より未達成である取り組みについては、平成25年度から平成29年度までを期間とする新中期計画の中で継続的に取り組むとの報告もありました。 質疑では、中期計画検討委員会の構成はどのようになっているのか、職員退職者の推移について、医師確保の見通しについて、胃集団検診や人間ドックの広報についての質問がありました。 行政報告の4件目は、昭和病院組合病院事業地方公営企業法の全部を適用することについての報告がありました。公立昭和病院改革プラン検討委員会において、平成24年3月31日付で当医院の今後の経営形態については、経営権限の一元化と責任の明確化が図れ、より機動的、弾力的な運営が可能となる地方公営企業法の全部適用がよりよいとの報告を受け、今後の病院の方向が示されたとの経緯が報告されました。 現在の一部適用との主な違いは、財務の規定のみでなく組織人事など、地方公営企業法の全ての規定を適用することになるとの説明がありました。 質疑では、どのように権限が広がるのか、組織市への説明はどう進めていくのかなどの質問がありました。 これら行政報告の4件は、全員異議なく了承されました。 次に、議案第13号 平成24年度昭和病院組合病院事業決算の認定についての提案がありました。 まず、監査委員から、平成24年度決算に対し医業収益は前年度と比べ、入院・外来収益ともに患者数が減少したものの、診療単価が増加したことにより増収となっている。資金面においても、計画的な財政運営となり安定してきているが、当面は累積欠損金の早期解消に向けて、引き続き経営改善に努める必要があるとの意見が述べられ、資金不足比率審査結果も報告されました。 その後、平成24年度の事業概況として、平成24年度の診療報酬改定では、当院の従来からの診療実績が認められ、大学病院Ⅰ群に準じた高度医療機能を有する病院であるとして、DPCⅡ群病院に認定されたこと、最新型の320列CT等の医療機器の整備、脳卒中集中治療室の増床、7対1看護体制の維持と薬剤師等の増員により、チーム医療の推進が図れたこと、平成23年度から引き続き医師、事務作業補助員を増員し、収益の確保に努めたとの説明がありました。 業務実績については、診療報酬改定でDPCⅡ群に認定されたことなどの影響より、前年度と比較して入院、外来とも単価が増となり、病院事業収益全体では5億667万円余りの増となり、支出の医業費用では、退職給与金の増、材料費の減により経費は1億4,766万円余りが増となったものの、病院事業費用全体では167億5,553万2,625円となりました。収支差し引きにおいて2億615万2,406円の純利益を計上したとの説明がありました。監査委員の報告、決算について質疑はなく、議案第13号は全員異議なく認定と決しました。 次に、議案第14号 東京都市公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び東京都市公平委員会共同設置規約の変更についての提案がありました。平成26年4月1日から東京都市公平委員会に三鷹市及び富士見衛生組合を加入させ、設置規約を変更するため議決が必要であり、提案したいとの説明がありました。 質疑はなく、議案第14号は全員異議なく可決されました。 以上で予定した議事を全て終了し、第2回定例会は12時14分に閉会いたしました。 最後に、昭和病院組合議会は、11月7日から1泊2日の日程で行政視察を行い、7日には京都府福知山市立市民病院を、8日には兵庫県の三田市民病院の行政視察を実施したことをご報告いたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(粕谷いさむ君) 次に、柳泉園組合議会の報告を求めます。 渋谷けいし議員。     〔第10番 渋谷けいし君 登壇〕 ◆第10番(渋谷けいし君) それでは、平成25年第4回柳泉園組合議会定例会の報告をいたします。 会議は平成25年11月27日午前10時より、会期は1日限りで開催されました。 会議録署名議員の決定と諸般の報告の後、8月から10月までの行政報告が行われました。 まず、主な行政報告の内容をご報告いたします。 構成3市のごみ搬入状況は、この3か月間で前年同期と比較して612トン、率にして3.4%増の計1万8,392トンでした。 施設の稼働状況については、焼却施設である柳泉園クリーンポートでは、排ガス中のばい煙測定と排ガス焼却灰の放射性物質濃度測定及び敷地境界空間放射線量を8月、9月、10月とも月に1回ずつ測定し、いずれも不検出もしくは規制基準を大幅に下回っております。 行政報告に対する質疑が行われましたが、詳細は割愛させていただきます。 次に、議案第13号 東京都市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び東京都市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について報告いたします。 この条例は、同組合の構成団体の増加及び構成団体の名称変更等によるものであります。討論はなく、採決の結果、全員異議なく可決されました。 次に、議案第14号 平成25年度柳泉園組合一般会計補正予算(第2号)についてご報告いたします。 これは、前年度繰越金が確定したことにより、繰越金の補正額9,481万5,000円のうち、5,000万円を施設整備基金積立金に、4,481万5,000円を予備費に充てるものです。 本件に対する質疑が数件行われましたが、詳細は割愛させていただきます。 討論はなく、採決の結果、全員異議なく可決されました。 次に、議案第15号 平成24年度柳泉園組合一般会計歳入歳出決算の認定について審議いたしました。 初めに、柳泉園組合安藤純一監査委員より、平成24年度柳泉園組合一般会計歳入歳出決算の審査意見について説明がありました。 歳入決算額は33億3,380万5,063円、歳出決算額は29億4,298万9,596円となりました。 歳入歳出差し引き残額は3億9,081万5,467円で、全額を翌年度に繰り越すこととなりました。 質疑にて、廃棄物処理単価について、多摩地域におけるごみ処理の広域支援体制について質疑がありましたが、詳細は割愛させていただきます。 討論はなく、本件は採決の結果、全員異議なく認定となりました。 次に、報告第1号及び第2号の専決処分の報告がありました。 2件の報告とも30万円以下の損害賠償の額を定める専決処分でありました。 以上で、全ての日程を終了し、閉会いたしました。 以上で、柳泉園組合議会の報告を終わります。 ○議長(粕谷いさむ君) 次に、東京たま広域資源循環組合議会の報告を求めます。 石川議員。     〔第19番 石川秀樹君 登壇〕 ◆第19番(石川秀樹君) 多摩地域の25市と1町で構成される東京たま広域資源循環組合の第2回定例会の報告をします。平成24年度の決算が主な議案でした。 会議は平成25年10月29日に東京自治会館で行われました。 会期は1日限りで、まず、組合管理者である調布市の長友市長から管理者報告が行われました。それによると、処分場の運営はエコセメント、不燃物の埋め立てとも順調であること、谷戸沢処分場の跡地はサッカー場として、国体では清瀬市と同様に女子サッカーが行われたこと、エコセメント工場の運転差しとめの裁判では、1審は組合側が全面勝訴し、原告側の控訴による控訴審が行われていることが報告されました。 次に、議案ですが、議案第8号から第12号の5件は、現在2か所に分散している組合事務所の統合に関するものです。組合の事務所は現在日の出町と府中市の東京自治会館に分かれておりますが、来年4月に日の出町の処分場に面した事務所に統合されます。それに伴い組合の事務所の位置、組織変更、職員の地域手当の変更などが起こりますので、条例を改めるものです。 質疑はなく、全て全員賛成で可決されました。 議案第13号は平成24年度の決算で、歳入決算額110億501万1,272円に対して、歳出決算額は108億7,958万5,330円で、歳入歳出差し引き額の1億2,542万5,942円は、全額翌年度に繰り越されました。歳入の柱である各市の分担金の合計は93億3,000万円で、全て予算現額どおり収入済みです。 一方で歳出の状況ですが、二ツ塚処分場の運営費とエコセメント事業費が主な項目である衛生費で、約77億5,000万円、それに公債費約32億2,000万円で、この二つが歳出の柱となっております。 質疑では、不用額の多い項目の理由、エコセメントの売却単価と市場価格の動向、財政調整基金の状況などがありましたが、詳細については省略いたします。 反対討論はなく、賛成討論1件の後、採決が行われ、全員賛成で認定されました。 次に、議案第14号は、平成25年度一般会計補正予算(第1号)で、歳入歳出にそれぞれ2億7,579万2,000円を追加し、総額を110億3,392万5,000円とするものです。補正の主な理由として、歳出で財産売り払い収入が1億1,063万円あり、これは従来から組合の敷地内にある秋川流域斎場組合に貸し付けていた土地を斎場組合に売却した収入です。この売り払い収入により、財政調整基金からの繰り入れ額を1億1,383万円減額しております。 議案第15号は、先ほどの財産売り払いに関する財産の処分でした。議案第14号、第15号とも採決の結果、全員異議なく賛成で可決されました。 以上の議案の審議を全て終え、午後3時2分に閉会しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(粕谷いさむ君) 次に、多摩六都科学館組合議会の報告を求めます。 宮原議員。     〔第8番 宮原理恵君 登壇〕 ◆第8番(宮原理恵君) 多摩六都科学館組合議会の第2回定例会の報告をいたします。 10月29日に会議が行われましたが、清瀬市の臨時議会と重なったため、後日時間を設け、清瀬市役所議長応接室にて説明を受けました。 議事日程としては、行政報告、平成24年度一般会計歳入歳出決算の認定、平成25年度一般会計補正予算東京都市町村議会議員公務災害補償等組合への加入について、東京都市町村職員退職手当組合規約の変更について審議され、全て可決されました。 指定管理者制度を導入してから入館者数や利用料収入がふえていることが確認されました。 また、全員協議会にて、以前より懸案となっていた科学館臨時駐車場の契約解除と整備事業について説明を受けました。 経緯としては、臨時駐車場の地権者が亡くなったことに伴い、相続の関係で契約の継続が困難となり、9月15日付で契約解除の申し入れがあったということです。 100台収容できる駐車場であったため、今後、夏休みなどの長期休暇やゴールデンウィークには駐車台数が大幅に不足することが予想され、早急に駐車場を整備する必要があるということでした。これまでも近隣の商業施設などの駐車場を臨時で借りることもあったが、契約解除後は100台ほどの車が駐車できずに、帰ってもらうというような日もあったようです。 現在利用している第一駐車場、ここは120台収容できますが、借地であるため長期的に安定して使い続けられるかどうかは不透明であるとのことです。今後、普通車220台分の駐車場を確保する必要があるということで、以下の3つの案が提示されました。 一つ目は、科学館東側に180台分の広さの農地があり、そこの買い取り申し出があったため、6億円程度で購入するというものです。第一駐車場は3年後に返却する。整備費などを含めて7億5,000万円程度の費用が見込まれます。 二つ目は、現行の120台分の第一駐車場を購入し、同時に科学館の庭のスペースに立体駐車場を整備し、100台分を確保するというものです。これは8億8,500万円程度が見込まれ、各市の負担金が増加するおそれもあるということでした。 三つ目の案としては、第一駐車場の賃貸借を継続し、東側の農地の半分の面積、普通車100台分を購入・整備するというものです。費用は4億1,300万円程度が見込まれますが、東側の地権者が部分売却に応じない可能性があること、そして第一駐車場の地権者の都合で、今後の安定的な賃貸借が継続できない可能性もあるというものです。 以上のことから、第一の案の東側の土地全体を購入する計画が最も現実的であるという説明を受けました。第一案は、施設整備基金をほぼ全額充当するため、残高が不足するということ、また、大規模開発のため手続が長期にわたることなどのデメリットがある一方で、安定的な駐車場が確保できるというメリットがあります。組合議員は、第一案で進めることで理解し、今後、来年の夏休みに向けて整備を進めていく予定だということでした。 また、11月6日に各市の職員も同行の上、川崎市のかわさき宙と緑の科学館の視察を行いました。 以上で報告を終わります。 ○議長(粕谷いさむ君) 最後に、東京都後期高齢者医療広域連合議会の報告を求めます。 友野議員。     〔第16番 友野ひろ子君 登壇〕 ◆第16番(友野ひろ子君) おはようございます。 それでは、ご報告申し上げます。 去る11月7日木曜日、東京自治会館において、平成25年第2回定例会の議案説明会がありました。 続いて、平成25年第2回東京都後期高齢者医療広域連合議会定例会が、平成25年11月20日水曜日、東京都区政会館にて午後2時より開催されました。 冒頭、広域連合長であります西川太一郎氏よりご挨拶がありました。「8月6日、社会保障制度改革会議の報告が出され、後期高齢者医療制度存続の方向が示された。これまでは、制度の先行きが不透明で、この制度がどのように変わっていくかということに多くに注意を払ってきたわけであるが、これからは保険者機能を担う者として、今回の社会保障制度改革の新たな方向性を踏まえて、制度の持続と安定的な運営のために、さまざまな課題に積極的に取り組んでいかなければならないと、気持ちを新たにしているところである。国民会議の審議結果を踏まえ、いわゆるプログラム法案が現在開会中の臨時国会に提出されているが、後期高齢者医療制度にかかわる項目も含まれているので、今後の動向に関心を持ち、注視していく。いずれにしても、129万人を超える被保険者の皆様が安心して医療を受けられるよう、62区市町村と連携していく。最善を尽くしていく所存である。」とのお話がありました。 続いて、発言通告に基づく一般質問では、初めに、後期高齢者医療制度存続の結論を踏まえて、広域連合のこれまでの運営の評価と今後のあり方を問う、二つ目、平成24年度決算について、三つ目、平成26年・27年度の保険料率改定の見通しについて、四つ目、社会保障制度改革の動向について、五つ目、保険料問題を見る上で、消費税を含めた国の社会保障改革をどう見るかなどについて質疑がありましたが、詳細は割愛いたします。 続いて、認定第1号 平成24年度東京都後期高齢者医療広域連合一般会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしました。 決算内容の説明では、歳入決算額56億8,752万9,223円で、前年度比21.2%の増、歳出決算額56億2,883万5,541円、前年度比21.8%の増、差し引き額は5,869万3,682円でした。 収入済み額は、款1分担金及び負担金で41億6,823万1,000円、款2国庫支出金で924万5,650円、款3都支出金924万5,650円、款4財産収入で621万5,172円、款5繰越金7,261万5,341円、款6諸収入16万1,670円、款7繰入金14億2,176万4,740円、款8寄付金で5万円、以上、歳入合計は、56億8,752万9,223円でした。 また、歳出は支出済み額で、款1議会費が202万6,746円、款2総務費4億3,570万9,242円、款3民生費46億2,050万4,300円、款4公債費はゼロ、款5諸支出費で5億7,059万5,253円、款6予備費はゼロ、以上、歳出合計は56億2,883万5,541円でした。翌年度へ繰り越しすべき財源はなく、したがって、そのまま実質収入額5,869万3,682円となっている。また、実質収支額のうち地方自治法第223条の2の規定による基金繰入額はゼロである。 質疑の後、採決の結果、賛成者多数で認定1号は認定と決しました。 続いて、認定第2号 平成24年度東京都後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査いたしました。 説明では、歳入決算額1兆976億9,840万4,250円で、前年度比5.9%の増で、歳出決算額1兆766億3,832万1,401円で、前年度比4.5%の増。差引額は210億6,008万2,849円で、この決算剰余金については、翌年度へ繰り越すべき財源はゼロであるため、そのまま実質収支額になっているとのことでした。 次に、款別の収入済み額ですが、款1区市町村支出金で2,188億6,938万1,438円、款2国庫支出金で2,921億9,870万4,365円、款3都支出金で483億6,399万8,751円、款4支払基金交付金で4,799億542万4,000円、款5特別高額医療費共同事業交付金2億5,005万4,467円、款6財産収入179万6,158円、款7繰入金118億7,406万3,738円、款8繰越金60億846万5,065円、款9諸収入24億3,647万9,135円でした。 また、歳出では、款1総務費が39億9,725万179円、款7保険給付費で1兆536億1,474万6,370円、款3都財政安定化基金拠出金で29億1,919万8,000円、款4特別高額医療費共同事業拠出金で2億6,802万33円、款5保健事業費32億7,874万1,222円、款6基金積立金で90億7,109万8,890円、款7公債費はゼロ、款8諸支出金34億8,931万6,707円、款9予備費はゼロでした。 質疑、反対討論の後、採決の結果、認定第2号は賛成多数で認定と決しました。 続いて、議案第10号 平成25年度東京都後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算(第1号)と、議案第11号 平成25年度東京都後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、一括議題として審査いたしました。 この補正は、平成24年度決算の確定によるもので、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出のそれぞれ7億8,719万2,000円を増額し、歳入歳出それぞれ57億2,068万6,000円とするものでした。採決の結果、全員異議なく可決と決しました。 引き続き、同じく決算確定に基づく議案第11号 平成25年度東京都後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を審査いたしました。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ181億2,528万1,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1兆1,703億3,212万7,000円とするものでした。 採決の結果、全員異議なく可決と決しました。 続いて、陳情第1号から陳情第7号までは、題名の同じ、保険料の引き下げを求める陳情であり、一括議題として審議されました。これらの陳情は次期保険料の改定に当たり、保険料率の引き下げ、特に均等割額の引き下げを求めるものでした。質疑に先立ち、執行機関の参考意見がありました。 意見では、保険料については低所得者に対する配慮を行いつつも、被保険者の皆様にも一定のご負担をお願いせざるを得ないが、保険料の改定により被保険者の皆様に過大なご負担をおかけすることのないよう、一定程度の増加抑制が必要であるという認識は持っている。しかし給付費等の増加に加え、現役世代の保険料負担も重くなっている状況も考えると、世代間における負担の公平性の見地からも、保険料の引き下げについてはその実現は困難である。また、均等割額の引き下げについては、保険料率を算出する場合、政令の基準により保険料収納必要額のうち、均等割額必要額と所得割額必要額が所得係数に基づきあらかじめ算出される。したがって、均等割額のみ引き下げることは、政令により算出された均等割額必要額を減少させることであり、その実現は困難である。なお、低所得者に対する配慮として、これまで国民健康保険の均等割額軽減を上回る9割、8.5割、5割、2割の軽減策を実施してまいりましたが、次期保険料率の改定に当たっては5割、2割の権限枠をさらに拡大するよう現在検討しているところである。 次に、陳情項目第2については、次期保険料率の改定に当たり保険料引き下げへ向けて、東京都と国に対して財政支援をするよう働きかけを求める。 陳情項目第3は、区市町村に対して短期被保険者証の発行をやめるよう指導することを求めるものであるが、当広域連合といたしましては、短期被保険者証は給付上の不利益がなく、後期高齢者医療制度を支える保険料の重要性や被保険者間の負担の公平性をご理解いただくとともに、被保険者の生活状況を把握する機会でもあると考えている。引き続き、この活用を図っていく。したがって、区市町村に対して発行の中止をする指導をする考えはないとの答弁がありました。 質疑、賛成討論の後、採決の結果、賛成者少数、陳情第1号から陳情第7号は、不採択と決しました。 以上で審査を終え、午後3時50分閉会いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(粕谷いさむ君) 以上で組合議会報告を終わります。---------------------------------------
    ○議長(粕谷いさむ君) 日程第4、閉会中の委員会経過報告を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔議会運営委員長 第11番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第11番(渋谷のぶゆき君) それでは、閉会中の議会運営委員会の報告をいたします。 議会運営委員会は、平成25年10月30日水曜日午前10時より、委員全員出席のもと開催されました。 初めに、市議会だより第199号について審査いたしました。 この市議会だよりは、既に11月15日に発行されているところであります。 以上、閉会中の議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(粕谷いさむ君) 報告が終りました。 本件につきましては、報告事項でございますのでご了承願いたいと思います。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第5、行政報告を議題といたします。 市長の発言を許します。 渋谷市長。     〔市長 渋谷金太郎君 登壇〕 ◎市長(渋谷金太郎君) 平成25年第4回定例市議会の開会に当たり、行政報告を申し上げます。 9月以降、市内で多くのイベントが開催されました。中でもとりわけ大きなものとして、全市を挙げて取り組んだスポーツ祭東京2013第68回国民体育大会につきましては、市民及び議員の皆様方の多大なるご支援、ご協力を賜り、無事成功裏に終わりましたことを、まずもって御礼申し上げます。 開催期間中は、108人の市民ボランティアと99人の市職員による大会実施本部のスタッフが中心となり、選手や関係者、観客の皆様を気持ちよくお迎えするため、笑顔による会場運営が進められておりました。 毎試合、市内幼稚園児によるエスコートキッズが行われ、試合の合間のアトラクションとして、清瀬市合唱連盟有志の皆様による「清瀬讃歌」の披露や、成立学園高等学校チアリーディング部の演技も行われました。 また、市内の小中学校の児童・生徒も応援に駆けつけ、各チームの応援団に負けないくらい大きい声援を送っていただき、どの試合も大変見応えのある白熱した内容となりました。 国体1か月前の9月8日には、7年後の2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定したところであり、市民が一丸となって取り組んだ今回の成果を、これからも「手をつなぎ 心をつむぐ みどりの清瀬」のスローガンとともに、ぜひ次の機会につなげていければと思います。 それでは最初に、平成26年度の予算編成について申し上げます。 政府は月例経済報告で、「景気は、緩やかに回復しつつある」とし、「雇用情勢は改善し、個人消費も持ち直しの傾向にあり、物価の動向を総合してみるとデフレ状況ではなくなりつつある」とまとめています。しかしながら、増大する社会保障費などの影響により、6月末には国の借金が1,000兆円を突破するなど、改めて我が国の厳しい財政事情が浮き彫りになったところです。 また、さきに発表した平成26年度予算概算要求額は、一般会計で99兆2,500億円に達し、過去最大であった平成24年度の概算要求額、98兆4,686億円を上回り、東日本大震災復興特別会計への要求額を合わせると、2年連続で100兆円を超える規模となっております。 一方、東京都におきましては、「将来を見据えて財政の健全性を堅持しつつ、新たに策定する長期ビジョンの実現に向け、我が国の成長を牽引する施策や都政の重要課題に果敢に取り組む」という方針のもと、第1に、東京の都市力向上や我が国の成長に資する戦略的な施策を積極的に推進するとともに、社会構造の変化等を的確に捉え、課題の根本的な解決に向けた取り組みを着実に進めること。第2に、将来にわたり施策展開を支える強固な財政基盤を堅持するため、全ての施策を厳しく検証し、その効率性や実効性を向上させるなど、都政改革を進めることとしております。 このような中で、現在、平成26年度予算編成を進めておりますが、まず歳入の見込みでは、アベノミクスの効果もいまだ個人所得を引き上げるまでには至っていない状況にあり、個人市民税など市税収入の減収が見込まれております。また、地方交付税につきましても、国の概算要求額を見る限り、前年度以上の伸びは期待できない状況であり、一般財源総額は、平成25年度当初予算よりも減少するものと推計しております。 歳出では、消費税の8%引き上げに伴う影響を初め、第三小学校、第二中学校の校舎大規模改造事業や雨水対策事業などの大きな事業費が見込まれるほか、生活保護費や自立支援給付費を初めとする社会保障関係経費が引き続き大幅な増額となる見込みであります。 このようなことから、平成26年度の予算編成は非常に厳しい状況にありますが、安全で安心な住みよいまちづくりを実現するために、「後期基本計画実施計画」及び「行財政改革実施計画」を着実に進め、全ての職員が接遇等市民サービスの向上に努め、多摩26市で一番と言われる窓口を目指すとともに、農業、商工業を活性化させるための支援や子育て支援の充実、さらには教育基金を新たに設置し、将来を担う子どもたちの人材育成につきましても、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、9月以降の主な事業について申し上げます。 一つ目は、第55回北多摩地区消防大会についてであります。北多摩地区17市の消防団が一堂に会し、日ごろの活動の成果を披露する大会が9月22日、コミュニティプラザひまわりで開催されました。当日は好天のもと、市民も含めた5,000人の参加をいただく中で、17市の消防団による消防操法演技、一斉放水など多彩な演技が発表されました。 また、下宿第三運動公園から大会会場まで40台の消防自動車が市内をパレードした際、沿道から幼稚園児など多数の市民の皆さんが声援を送っていただいたことに対して、後日、参加した他市の消防団の方から感謝の言葉を頂戴し、改めて清瀬市民の団結力、温かさを感じた次第であります。 二つ目は、台風接近に伴う対応についてであります。 9月から10月にかけて三つの大型台風が接近いたしました。9月15日から16日にかけての台風18号につきましては、市内の数か所で道路冠水が発生したものの、人的被害はございませんでした。また、10月15日から16日の台風26号及び25日から26日の台風27号につきましては、これまで道路冠水が発生した場所を事前に通行どめにするなど対処を行ったことにより、大きな被害報告はございませんでした。 なお、この台風により甚大な被害をこうむった伊豆大島を支援するため、現在「伊豆大島等台風26号災害義援金」募金箱を市内2か所及び地域市民センターなどの公共施設12か所に設置しておりますので、皆様のご協力をお願いいたします。 三つ目は、清瀬市と立科町双方の特別養護老人ホームとの福祉避難所の開設に関する協定締結についてであります。 本市では、災害時に自宅や避難場所での生活が困難な高齢者や障害者などの避難先として、市内の社会福祉施設にご協力をいただき、福祉避難所の整備を進めているところですが、大規模な災害発生時には遠隔地との助け合いが大変重要であることから、9月24日、本市は立科町に所在する特別養護老人ホーム「徳花苑」と、立科町は本市に所在する特別養護老人ホーム「信愛の園」と、さらには双方の施設の間で、「災害時における福祉避難所の利用に関する協定」を締結いたしました。 また、同時に、両市町の社会福祉協議会も「災害時応援協定」を締結いたしました。今後、立科町や「徳花苑」、また、社会福祉協議会と連携し、災害への備えを強化してまいりたいと考えております。 四つ目は、新庁舎建設基本計画策定についてであります。 新庁舎の建設に向け、今月、一般公募市民を含めた「新庁舎建設基本計画策定委員会」及び市職員で組織する「庁内検討委員会」を立ち上げ、今後1年間をかけて検討をしてまいります。 最初の6か月間で「基本構想」を、残りの6か月間で「基本計画」を策定し、それぞれ来年6月及び12月の市議会定例会でお示しさせていただく予定であります。その間には、市民説明会、ワークショップ、パブリックコメントなどを実施し、広く市民の声を反映させていきたいと考えております。 五つ目は、子ども・子育て会議についてであります。 学識経験者、子育て支援に関する事業従事者及び一般公募市民など、12人の委員で構成する会議を8月22日に立ち上げ、これまで3回の会議が行われたところであります。会議では、子育ての状況や潜在的なニーズを把握するために行う市民意向調査の設問等についてご検討いただきました。 検討結果を受け、去る11月15日にゼロ歳児から小学6年生のお子さんがいる1,600世帯の保護者の方に市民意向調査票をお送りしております。来年1月中に調査結果を取りまとめ、平成26年度に策定を予定しております「清瀬市子ども・子育て支援事業計画」に反映させてまいります。 六つ目は、ロボットセミナーについてであります。 児童センターでは、昨年に引き続きロボットセミナーを実施いたしました。今年は初級であるボクサーロボットに18人、さらには上級のスパイダーロボットに12人の子どもたちが取り組み、コンテストを意識しながら創意あふれるMyロボットを完成させました。 清瀬市から選抜された6人も子どもたちは、11月2日の全国ロボットコンテストに向けて完成後も、それぞれに改良を重ねてコンテストに備えました。コンテスト当日は、北は札幌から南は熊本まで、全国30か所以上の地方大会を勝ち抜いてきた子どもたち106人が、自慢のロボットを持ち寄って、会場の芝浦工業大学豊洲キャンパスに集まりました。 スパイダーロボットでは、昨年デザイン部門で準優勝に輝いた第八小学校の青木君が、今年は競技部門で見事に優勝しました。また、デザイン部門では、第三小学校の池田君が恐竜デザインのロボットで優勝、同じく第三小学校の小林君がカブトガニデザインのロボットで準優勝と、清瀬の子どもたちが目覚ましい活躍を遂げました。 ロボットセミナーは、子どもたちの創意工夫や情熱が全国レベルで評価されるすばらしい経験の場であります。これからもより多くの子どもたちが喜びや感動を得られるよう、また、さらなる夢が未来へつながるように応援してまいりたいと思います。 七つ目は、第五中学校への太陽光発電施設整備についてであります。 今年度実施した第五中学校の校舎大規模改造工事にあわせて、毎時に最大20キロワットを発電することができる太陽光発電設備及び蓄電池を整備いたしました。校舎の屋上には太陽光パネル84枚が架台に取りつけられ、発電した電気を校舎内の蓄電池に備えることにより、災害時に停電が発生した場合でも、非常用電源として活用することができます。 今後は、発電した電気を校内の照明などに使用することで、電気料金の節減を図るとともに、発電の状況や校舎昇降口付近に設置したモニターで常時確認することができますので、生徒が自然エネルギーや地球環境などに興味や関心を持つ教材として有効に活用してまいります。 来年度以降も学校の校舎大規模改造工事を予定しておりますので、順次太陽光発電設備の整備を進めてまいります。 八つ目は、石田波郷俳句大会についてであります。 10月27日にけやきホールにおいて、第5回石田波郷俳句大会が盛大に開催されました。今年の大会はジュニアの部としては、小学生の部に3,530句、中学生の部に1,971句、一般の部には2,032句、新人賞の部1編20句で63編の投句があり、それぞれ過去最高の投句数となりました。 また、今年は波郷生誕100年という節目でもあることから、市民の有志である波郷句碑建立の会の皆様により、中央公園に立派な石田波郷の句碑が建立されましたことをご報告申し上げます。 九つ目は、郷土博物館企画展についてであります。 郷土博物館では、10月12日から27日まで企画展「四季の自然 武蔵野-行田哲夫写真展-」を開催いたしました。自然写真家の行田哲夫氏がライフワークとして取り組む武蔵野の風景や、そこに息づく花や鳥たちを撮影した作品88点の中には、けやき通りやせせらぎ公園のホタルなど、清瀬で撮影された作品も多く含まれ、市内外からの来場者の皆さんに楽しんでいただきました。 また、11月16日から24日まで、「第29回清瀬美術家展」を開催いたしました。これは、郷土博物館の開館以来続いている伝統的な展覧会であり、今年は28人の市内在住在勤の美術家を中心とした作家の皆さんによる絵画・彫刻等の29作品を展示し、来場者からご好評をいただきました。 10番目は、市内3大学との連携推進に向けた懇談会についてであります。 市内には、日本社会事業大学、明治薬科大学、国立看護大学校の医療・福祉系の高い専門性を有した三つの大学がありますが、こうした資源を今後のまちづくりに活用したいと、11月27日に各大学の理事長及び大学校長との意見交換会を実施いたしました。今後、本市と3大学が連携を図りながら、互いの知的資源や人材などを活用できる包括連携協定を締結することで合意いたしました。 最後に、この秋に開催しました3つのイベントについて申し上げます。 一つ目は、きよせ市民まつりであります。 10月20日、けやき通りを会場にきよせ市民まつりを開催いたしました。当日は、強い雨が降り続き、屋外イベントが中止になるなど大変な状況の中であったにもかかわらず、約1万3,000人の方々にご来場いただきました。 二つ目は、農業まつりであります。 清瀬市農業まつりは、コミュニティプラザひまわりにおいて11月16日、17日に行われました。2日間とも天候に恵まれ、多くの方にご来場いただきました。 今年は、夏の猛暑、水不足など大変厳しい状況の中での出品になり、例年より野菜類が減少しましたが、出品された野菜の品質は清瀬の農家の高い技術力を反映し、審査員の先生方より高い評価をいただきました。 まつりでは、農産物品評会、野菜でできた宝船の展示・チャリティー販売、花・植木・野菜の即売、商工会による特産品の販売、陶器の販売、清瀬産野菜を使用した蒸しケーキの販売など、多数の出店と、婦人による踊り・歌などのアトラクションも行われました。 今後もこうした機会を通じて、市内最大の産業である農業を大いにアピールしていきたいと思います。 三つ目は、今年3回目の開催となる清瀬ひまわり市であります。 11月30日、12月1日の両日、幼稚園児の歌や鼓笛、老人クラブの皆さんによる踊り、清明ソーランや中学生のサクソフォンコンサートなどのイベントも行われ、賑やかに開催されました。 今回のひまわり市は、市内の農業者、商業者に加えて、立科町にもご参加いただきました。11月30日には小宮山町長がおいでくださり、町の特産品であるリンゴや米、リンゴジュース、ジャムなど多くの方が買い求めておりました。 以上のほか、本定例会には平成25年度清瀬市一般会計補正予算や清瀬市都市計画税条例の一部を改正する条例などの案件を提案させていただいておりますので、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げ、行政報告といたします。 ○議長(粕谷いさむ君) 以上で行政報告を終わります。 ここで暫時休憩をいたします。 休憩中に各派代表者会議及び議会運営委員会を開きます。 時間につきましては後ほどご連絡申し上げます。 なお、休憩後の再開につきましては、午後1時以降を予定しておりますので、ご協力をお願いいたします。                            午前11時06分 休憩---------------------------------------                             午後2時30分 開議 ○議長(粕谷いさむ君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第6、議案第71号 平成25年度清瀬市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 中澤副市長。 ◎副市長(中澤弘行君) それでは、議案第71号 平成25年度清瀬市一般会計補正予算(第3号)の総括ならびに歳入歳出の補正予算につきまして説明させていただきます。 まず、初めに今回の補正予算の概略でございますが、歳入では生活保護費や自立支援給付費を初め、保育園運営事業費など、歳出補正の財源となります国や都の支出金の補正のほか、財産収入、寄附金の受け入れなどが主な内容となっております。 一方、歳出では、歳入で述べました事業のほか議会だよりのリニューアルにかかわる経費を初め、市庁舎屋上防水工事、防犯灯の電気料、市税の還付金の増額や常備消防都委託金の減額などが主な内容となっております。 それでは、第1条、歳入歳出予算の補正になりますが、歳入歳出それぞれ3億6,835万7,000円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を277億2,678万1,000円とするものでございます。 次の第2条は、債務負担行為の補正でございますが、4ページをごらんいただきたいと思います。 第2表、債務負担行為補正でございまして、清瀬市消防団第5分団機械器具置場建替工事実施設計委託料で、平成26年度に建設工事を予定しているところでございますが、できるだけ早期に工事を着工できるようにするため、前倒しで実施設計業務を行う必要があることから、平成25年度から平成26年度までの委託料250万円の債務負担行為を設定するものでございます。 それでは、2ページに戻らせていただきまして、歳入から説明させていただきます。 初めに、款15国庫支出金では、生活保護費及び障害者自立支援給付費、また私立保育園運営費の増などにより1億9,834万円の増額補正でございます。 次の款16都支出金では5,781万5,000円の増額補正で、主な内容は国庫支出金同様、障害者自立支援給付費及び私立保育園運営費、その他、子ども・子育て支援新制度に係るシステム改修経費、私立保育の保育費等に係る処遇改善補助金などでございます。 次の款17財産収入では、都市計画道路事業に伴う中里三丁目にございます旧見中公園跡地の売り払い収入で、1,668万5,000円の増額補正でございます。 次の款18寄附金では、松山三丁目と中里三丁目の住宅開発等におきまして、公園部分が金銭納付されましたので、1,804万3,000円の増額補正でございます。 次の款19繰入金では、今回の補正予算の財源不足分を財政調整基金から7,453万4,000円を繰り入れさせていただくものでございます。 歳入の最後、款21諸収入では、財産収入で説明させていただきました旧見中公園跡地の売り払いに伴い、フェンス等の物件移転補償費として294万円の増額補正でございます。 次は、右側の3ページの歳出をごらんいただきたいと思います。 初めに、款1議会費でございまして、議会だよりをより読みやすくするため、全てのページをフルカラーにするなど、リニューアルするため42万1,000円を増額補正するものでございます。 次に、款2総務費でございまして、5,952万3,000円の増額補正でございます。歳入でご説明しました開発に係る金銭納付の寄附金を公共財産の取得及び建設基金に積み立てることを初め、市庁舎議場部分の屋上防水工事、防犯灯の電気料の増加のほか、法人市民税の修正申告などで、市税の還付金が増額したことなどが主な内容となっております。 次の款3民生費では3億5,415万5,000円の増額補正でございます。主な内容といたしましては、中国残留邦人等生活支援給付事業で、残留邦人の高齢化により入院等医療費が増加していることを初め、自立支援給付費の増加に対応するための補正、子育て支援関係では、私立保育園の保育士等にかかわる処遇改善補助事業を初め、平成26年4月にオープンする予定のせせらぎ保育園と上宮保育園の建て替え整備費が確定したことなどによる補助金の増額や、NPO法人子育てネットワーク・ピッコロが平成26年4月より新たに一時預かり事業を実施するため、元町二丁目に保育室を整備することに伴う補助金の追加、その他生活保護給付人員の増加による生活保護扶助費の増額補正でございます。 次の款6農林業費では、ひまわりフェスティバル事業に対し、東京都の多摩の魅力発信事業補助金として100万円の交付決定があったことから、財源変更するものでございます。 次の款7商工費では、地方消費者行政活性化事業補助金を活用しまして、消費者啓発資料の作成や先進地視察にかかわる20万円の増額補正でございます。 次の款8土木費では、台風26号に伴う公園の樹木剪定などの経費として200万円の増額補正でございます。 次の款9消防費では、常備消防都委託費が地方交付税の算定により確定したことに伴い、4,868万2,000円の減額補正でございます。 次に款10教育費では、郷土資料館において保守点検の結果により、高圧受電設備が修繕を要することから、74万円を増額補正するものでございます。 以上で説明を終わらせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(粕谷いさむ君) 説明が終わりました。 本議案につきましては、従来どおり詳細な審査を行うため、各所管の常任委員会に付託いたします。また、各所管の歳入歳出の詳細にわたる説明につきましては委員会にて伺うこととし、質疑につきましては省略をいたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第7、議案第72号 清瀬市営住宅分譲条例を廃止する条例を議題といたします。 建設環境常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第8、議案第73号 清瀬市都市計画税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務文教常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第9、議案第74号 清瀬市分担金その他収入金の督促及び滞納処分に関する条例の一部を改正する条例、日程第10、議案第75号 清瀬市奨学資金貸付条例の一部を改正する条例、日程第11、議案第76号 清瀬市高齢者住宅条例の一部を改正する条例、日程第12、議案第77号 清瀬市営住宅条例の一部を改正する条例、日程第14、議案第79号 清瀬市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例、以上5件を会議規則第34条の規定に基づき、一括議題といたします。 各所管の常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第13、議案第78号 清瀬市下水道条例の一部を改正する条例を議題といたします。 建設環境常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第15、議案第80号 清瀬市道の路線の認定についてを議題といたします。 建設環境常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第16、議案第81号 清瀬市有料自転車等駐車場の指定管理者の指定についてを議題といたします。 建設環境常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第17、議案第82号 東京都市町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び東京都市町村公平委員会共同設置規約の変更について、日程第18、議案第83号 東京都市町村職員退職手当組合規約の変更について、日程第19、議案第84号 東京都市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び東京都市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について、以上3件を会議規則第34条の規定に基づき一括議題といたします。 総務文教常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 日程第20、請願及び陳情の委員会付託についてを議題といたします。 第4回定例会請願及び陳情の文書表は、会議規則第131条の規定により、お手元に配付してございます。会議規則第132条第1項の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(粕谷いさむ君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。               請願文書表                                 第4回定例会受理月日請願番号件名付託委員会住所 氏名紹介議員11/25請願第1号「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書」の採択を求める請願建設環境常任委員会清瀬市中清戸5-175-11 宮下敬子     外35名斉藤実 小西みか 宮原理恵11/27請願第2号容器包装リサイクル法の改正に関する請願建設環境常任委員会清瀬市野塩3-69 清瀬ダイオキシン対策等市民協議会 会長 宮澤とよ美渋谷のぶゆき 宇野かつまろ 斉藤実               陳情文書表                                 第3回定例会受理月日陳情番号件名付託委員会住所 氏名11/25陳情第6号ペットを取り巻く諸問題に関する陳情(ワンワン広場の設置について)建設環境常任委員会清瀬市中里1-745 ワンワン柳瀬川の会      会長 木村芳信11/29陳情第7号都市再生機構は継続家賃値上げを中止し、国民の居住安定第一の公共住宅政策の確立を求める陳情建設環境常任委員会清瀬市旭が丘2-5-4-3 清瀬旭が丘団地自治会     副会長 中桐健二11/27陳情第8号要支援者への予防給付を市町村事業とすることについての意見書提出に関する要望書福祉保健常任委員会東京都新宿区本塩町8-2 住友生命四谷ビル 公益社団法人 認知症の人と家族の会 東京都支部      代表 大野教子--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 以上で、本日予定の日程は全て終了いたしましたが、ここで先ほどの議会運営委員会でご了承をいただいております日程の追加1件をお願いいたします。 追加日程第1、議員提出議案第18号 「特定秘密保護法」の制定に反対する意見書を議題といたします。 討論を行います。 最初に反対討論ございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(粕谷いさむ君) 次に、賛成討論ございますか。 第7番 小西みか議員。     〔第7番 小西みか君 登壇〕 ◆第7番(小西みか君) 賛成の立場から討論いたします。 この法案は、民主主義を守るためにその前提である平和憲法、すなわち立憲主義、国民主権、平和主義、基本的人権を侵害するものです。 対象となり得る情報は防衛、外交、スパイ活動の防止、テロ活動の防止の4分野とされるものの、何が特定秘密に当たるのかが秘密ということです。特にテロ活動の防止については、公安情報も特定秘密の対象となり、監視活動が中心の公安捜査は、国民の人権を制約します。 さらにさきに挙げた4分野に限らず、必要があれば行政機関の長が特定秘密を指定できることになっており、対象分野は無制限となることが危惧されます。秘密指定の妥当性を判断する第三者機関も設置するとはいうものの、第三者機関としての機能が十分に発揮されるのか疑問です。 現在ある情報漏えいを禁じる法律は、国家公務員法、自衛隊法、日米相互防衛援助協定、秘密保護法があり、懲役の最高刑はそれぞれ1年、5年、10年となっています。実際に過去15年で公務員による主要な情報漏えい事件が5件あり、この三つの法律の枠内で司法判断を受けています。 このような状況の中、さらに新たな法律を今つくる必要が本当にあるのでしょうか。これまでの日本の中での情報公開を見ていても、原発の事故情報に関してだけでも、後から出されてくるたくさんの事実に、この日本の情報公開のおくれが見てとれると言えるのではないでしょうか。 この法案が提出されてから連日、国民は法案に反対であることを訴えています。衆議院での強行採決の前日、福島市で行われた地方公聴会は、廃案や慎重審議を求める声ばかりでした。国民が重要な情報を知り、主権者として責任ある発言をしていく、そのことで日本の政治を開かれたものとし、世界からの信頼を得られる民主主義社会を目指していく、これこそが今日本に必要なのではないでしょうか。 以上のことを申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(粕谷いさむ君) ほかにございますか。 第3番、原田ひろみ議員。     〔第3番 原田ひろみ君 登壇〕 ◆第3番(原田ひろみ君) 日本共産党を代表して、賛成の立場から討論を行います。 今、討論にもありましたとおり、この法案は、何と言っても国民の知る権利など憲法に定めた基本的な人権を根こそぎ奪うおそれのあるまれに見る悪法です。何が特定秘密と指定されているかは、これも秘密であって、それをチェックする、監視する機能も働かないことが致命的な欠陥として指摘もされています。 今の国会での成立は急ぐべきではないという圧倒的な国民の世論は、7割、8割にも達しており、こうした声を無視して11月26日、自民・公明・みんなの党によって、衆議院で強行採決をするという暴挙は、本当に許されるものではありません。 衆議院での審議はわずか2週間、秘密保護法案の危険性が国民に知られるにつれて、戦前の暗黒社会を復活させるような現代版の治安維持法だと、反対する世論が急速に広がっています。その声は日本弁護士連合会や日本新聞協会、日本ペンクラブ、著名なジャーナリストや演劇人、学者、研究者など広範な国民に広がっています。 福島での地方公聴会では、自民党が推薦した公述人を含む7人全てが法案への反対、慎重な対応を表明する異例の公聴会となりました。中心は福島第一原発事故をめぐって政府と東京電力の対応への怒りと不信でした。当然公表するべき命や安全にかかわる情報まで隠蔽する政府の体質そのものへの批判が出されました。 今でも防衛機密など42万件もの情報が国民には秘密にされています。参議院の審議でも違法な情報収集の危険や曖昧な容疑のまま逮捕、起訴される問題など、国民の人権を蹂躙する構造が次々と明らかになっており、担当大臣は成立した後でも必要な見直しを行っていきたいと、本当に信じられないような答弁を行っています。みずから欠陥があることを認めているような事態であり、廃案するのが当然のことです。 さらに訴えたいことは、国政の重大な案件にかかわる問題であっても、特定秘密に触れれば国会議員も処罰の対象になります。それは、ひいては私たち地方議員も同様の対象になります。市民の命や安全、暮らしにかかわる問題であっても、特定秘密に触れるかもしれないとなれば、その情報も得られず、また審議はおろか検証することもできません。 そんな中で重大な政策が国民不在のままに決められていくことがあってよいのか、まさにそのことが問われていると思います。基本的人権を根底から揺るがすこの特定秘密保護法案は、成立をさせるべきではありません。ぜひ議会の良識を示していただき、この意見書に賛同いただくことを心からお願いを申し上げます。 以上で賛成討論を終わります。 ○議長(粕谷いさむ君) ほかに討論ございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(粕谷いさむ君) 討論なしと認めます。 議案に誤字がございましたので、修正をいたします。 暫時休憩します。                             午後2時49分 休憩---------------------------------------                             午後2時54分 開議 ○議長(粕谷いさむ君) それでは、休憩を解いて会議を再開いたします。 以上で討論を終結して採決をいたします。 議員提出議案第18号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(粕谷いさむ君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第18号は否決と決しました。--------------------------------------- ○議長(粕谷いさむ君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 これにて散会といたします。 大変お疲れさまでした。                             午後2時55分 散会---------------------------------------...